リベンジしたいこと。もう1度21歳に戻って、尊敬している常務の研修を受けなおしたい。そして、理不尽なこともあったが考え方も変わった。

こんにちは。
たかほしです。
毎日ミューパラを聞いています。
今回のメッセージテーマだった「リベンジしたいこと。」についてお伝えします。

もし、リベンジしたいなら、退職した職場の上司の指導法を素直に聞きたい。

僕は盲学校を卒業してから2年間大阪のとある職場で会社員として働いていました。
その会社は、僕の盲学校の大先輩も多く働いていました。
僕の尊敬する先輩も働いていました。
僕としては尊敬できる人と同じ環境で働けていたのです。
環境としては恵まれていたのですね。

ところが、僕は当時はめちゃくちゃ頑固な性格をしていました。
そして、そんな性格をしていたから尊敬する上司の指導法も素直に聞けなかったのです。
上司は実はと言うと会社の常務で、
お店ではマッサージ部で指名率トップ3を推移していた人です。
偉大な上司であり、
尊敬している大先輩だったのです。
僕はよくその常務から研修をさせて頂くことが多かったです。
ところが、常務が「ここはこうしたらよいで。」や、
「こうしてみたらどうや?」と教えてくれたのです。
先ほどもお伝えしましたが
僕はかなりの頑固者で自分の考え方を変えることができなかったのです。
そんな僕に根気強くご指導してくれました。
きっと、心の中では「こいつに教えたくない。」と思われていたはずです。
やがては愛想を付かされたのです。
そして、他の先輩にも同じ態度で研修をしていたので
会社ではやがては浮いていた存在になっていったのです。

面と向かって苦言を言われた。

当時の僕は「本当に頑固者で面倒臭い人間。」と認定をされていました。
そうしていくうちに、いろんな先輩から
「お前そんなんじゃー。指名なんて伸びないぞ。」と言われたのです。
僕は頑固者で性格もよくはなかったので
常に不貞腐れてぶっきらぼうに返事をしていました。

この時は心の中では、
「うるさいはボケ。」
「お前らに俺の何がわかるねん。」
「俺の頑張りを理解してないくせに偉そうなことを言うな。」って思っていたのです。
今では言われてもご尤もな話ですよね。
最初は色んな人から
食事にも誘って頂いて仕事のことや、
研修のことも聞いてもらえたり
相談に応じてもらいましたが
やがては誘ってもらえなくなり、
寂しく職場で過ごしていました。
自業自得ですよね。

理不尽な悪口があり、心を壊した。

建設的なご指摘をしてくれる人がいる一方で、
理不尽な悪口を言ったり、
相手を陥れる悪口を言う人がいたのも事実です。
実は、この職場で残念だったことが1つあります。
それが「『人に気に入られなきゃダメ。』という空気感が当たり前だ。」ということです。
僕は建設的な意見はいいと思いますが、
「みんなと仲良くしなきゃダメ。」という価値観には共感できなかったです。
当時はこの空気感に洗脳されて
「仲良くできないお前は悪い。」と罪悪感を植え付けられたのです。
いわば職場で足を引っ張る先輩だったのです。
悪口を言う人がいないときは、僕に優しくしてくれたりしていましたが、
悪口のボスが来た瞬間には、掌を返して苦言を一緒になって言ってきたのです。
そして、僕が落ち込む姿を見て悪口もどんどんとエスカレートしていきました。
やがては、僕を孤立へと仕向けていったのです。

陰湿ですね。
僕は罪悪感を植え付けられ、やがては心を壊していきました。

具体的には
会社に行きたくない。
何時間寝ても寝たりない。
仕事が終わっても嫌な人のことが頭から離れない。
プライベートも仕事のことで憂鬱気分になる。
仕事の前日は眠りが浅いが、
特に休み明けの夜が眠れない確率が高い。
仕事の当日は毎朝疲れが溜まる。
プライベートでも仕事のことを忘れられない。

こういう現象が起きていたのです。
うつ状態になっていたのです。

そして、「俺の何が悪いんや?」
「関係ない悪口を言うな。」と自己嫌悪に陥っていたのです。
当時は僕が仕事から家に帰っている時も
「きっとみんなで俺の悪口を言っているに違いない。」というマイナスな感情が湧き出てきたのです。
これがうつ状態を増悪させていたのです。

今になればわかるのですが、
建設的な意見は受け止めて
「明らかに悪口だとわかればスルーしたらいい。」ということです。
これに気付いたのは30を超えてからです。

今は正直タイムマシンがあればリベンジしたい。

僕が「どうしてリベンジしたいか?」というと、
「建設的な意見は受け止めよう。」と思えるようになったからです。
当時はこういう考えすらもなかったです。
だからこそ、不貞腐れた態度をしたり、
ぶっきらぼうな返答をしていたのです。

でも、その後も色々と苦労しましたが、
今では相手の建設的な意見は受け止められるようになりました。
以前よりは「寛大な考え方ができるようになった。」と思っています。

当時の僕がこのような性格だったら今でも上司に可愛がってもらっていたのかもしれないです。
後悔しても遅いですが
このような失敗を繰り返してきたからこそ
相手の意見を受け止められたと思います。
もし、リベンジできるならば
もう1回社会人1年目に戻り
上司と良好な関係を気づきたいと思います。

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