こんにちは。
たかほしです。
毎日ミューパラを聞いています。
今回のメッセージテーマだった「忘れられない恋の思いで。」についてお伝えします。
元彼女に「優柔不断だから彼女になれない。」と言われた。
10年前の話です。
僕は20歳から6年間大好きな女子がいました。
その女子とはある交流会で一緒になり、
仲良くなってからアドレス交換をしました。
「アドレス交換」というキーワードに懐かしさを感じます。
そして、アドレス交換をしてめっちゃくちゃ興奮したことも今でも思い出しますよ。
「この子と彼女になって結婚をしたいな。」と恋を勝手に膨らませていました。
変な男でした。
「遊びに行くことは『OK』だよ。」と言われて嬉しかった。
僕はその女子と半年近くメールのやり取りをしました。
そして、僕が「今度一緒に遊ぼうよ。」というメールをしたら、
その女性は「『OK。』やで。」という返信があったのです。
僕は「ヤッター。」と喜んでました。
家族からも「めっちゃ嬉しそうやん?」と言われるほど
笑顔がいっぱいでした。
この時も「絶対に結婚できるように頑張ろう。」と思ったのです。
ちなみに、その女性は僕と同じ年齢で
同じ視覚障碍者でした。
県外の女性でした。
ついに二人で遊ぶ時がやってきた。
僕は19歳で初めて異性の女性と京都まで遊びに行きました。
僕が早めに家を出て、
京都駅で待ち合わせをしました。
相手の女性は全盲だったので、
当時弱視だった僕がその女性を手引きしました。
そして、遊び終わると必ず
その女性を帰りの電車に乗せるまで手引きをしました。
僕は勝手に「この子の役に立てている。」
「これを続ければ彼女になって結婚もできる。」と思っていました。
相手の意見に合わせていた。
僕は当時媚び売りな男でした。
「彼女の言うことを合わせていれば、結婚できる。」と思っていた大バカ者でした。
彼女から「ここに行きたいけど、たかほし気は行きたいところある?」と聞かれても、
「うん。君と同じところに行きたい。」と答えていました。
このような会話のやり取りをしていました。
彼女から「遠慮せんといて。」と言われても
僕は「遠慮していないよ。君と同じ場所に行きたい。」と常に言っていました。
彼女から「たまには、たかほし君の行きたい場所を言ってほしいな。」
「たかほし君の意見も聞きたいから教えて。」と言われても、
「君に合わせる。」と言っていたのです。
彼女としたら面白みがなかったはずです。
当時は自分の意見もなくて、
相手に合わせていたカッコ悪い男だったのです。
相手のわがままがエスカレートした。
実は僕と彼女は県外同士の遠距離交際だったのです。
最初は相手の彼女と僕の中間地の京都で遊んでいました。
これを1年間続けました。
「なぜ?そうしたのか?」と言うと
お互い視覚障碍者があったからです。
僕も「弱視。」とはいっても、
下の視野が見えていない状態だったのです。
こういう状態だったので、
お互いの中間地点の京都にしていたのです。
僕が当時媚びを売って、
自分の意見を言わなかったので
相手の女性から「滋賀県に来てほしいな。」とお言われたのです。
僕は当時は「何でお前の近いところを選ぶんや?」と思いましたが
僕はマジで結婚を考えていたので
それでも相手の言いなりになっていたのです。
これは自分の意見を言わなかった僕の責任ですね。
今であれば
相手に意見を言えるようになったので
自分の意見を伝えることができます。
これすらも全くできていなくて
媚びを売っていたので
相手に主導権を握られたのです。
10年前に結婚を申し出た。
僕は当時は酷い媚び売りでした。
そして、勝手に恋へと発展させていました。
なので、「関係が深まったので結婚を切り出そう。」と浅はかな考えをしていました。
当時は彼女に利用されているだけのに、
これすらも気づいていなかったです。
当時鈍感だった僕は彼女に結婚を申し出たのです。
すると、「結婚は考えていないよ。」と言われました。
僕は険悪な顔をして、
「何でやねん?」と言ったのです。
すると、「優柔不断なところがあるから。」という答えだったのです。
当時は自分が「優柔不断。」ということにも全く気付かなかったです。
これで、6年間付き合った彼女との関係性が終わったのです。
恋が終わって学んだこと。
僕は6年間付き合った彼女がいます。
今では元彼女ですが、
元彼女に結婚を断られて最初はショックで
めちゃくちゃ落ち込んでいました。
でも、その反面学んだこともあります。
それは、「縁がなかったのは仕方ない。」ということです。
そして、この現実から目を背けず
優柔不断を指摘してくれたことは本当に感謝しています。
それとともに、
自分の意見がないことで、
相手のわがままがエスカレートしたり、
相手の有利な方向へ誘導されることも学びました。
優柔不断な性格は相手に合わせることにもなってしまいます。
これがダメなんですね。
相手の意見に合わせることは大切ですが、
常に合わせると都合のいいように扱われてしまいますよね?
僕はこの事実を30歳を超えて
気づきました。
30歳を超えてから、
相手の意見を合わせることを徐々にやめていく練習をしていきました。
そして、本心から苦手な人に対して正直な気持ちを伝えられるようになりました。
「仲が良かった。」と思っていた相手の本心がわかって
堂々と縁を切れるようになりました。
元彼女と別れてからも相手に合わせる性格はなかなか直せなかったですが、
やっと自分の意見が言えるようになりました。
長い道のりでした。
色々と悔しいこともありましたが、
「学ばせてくれてありがとう。」と思えるようになりました。
これも「大人になれたかな?」と思います。