人生でプレッシャーに感じたこと。それは在校生代表で送辞を読んだこと。

こんにちは。
たかほしです。
毎日ミューパラを聞いています。
今回は人生で初めてプレッシャーに感じたことについてお伝えしたいと思います。

人生でプレッシャーに感じたことは、在校生代表で送辞を読んだこと。

僕は学生時代の専攻科のときに在校生代表で送辞を読みました。
そして、何と卒業式の送辞は見事に読むことができて先輩方をを送ることができました。
このように、卒業式は成功したのです。

このときは、「よく頑張ったぞ俺。」と自分を褒めました。

送辞を読むきっかけになったのは約束だったから。

僕は盲学校に通っていました。
盲学校では用商学部から専攻科までと学部の幅も広く、
年代も幅広いです。
盲学校では、3歳から通う人もいる一方で
小学校あるいは中学校までは一般校に通い高等部から盲学校に入学する人もいます。
そして、後頭部からそのまま専攻科へと校内進学する人もいます。
中には、社会経験を経て盲学校に通う人もいます。
なので、年代も幅広いのが特徴です。

僕は専攻科2年生のときに在校生代表で送辞を読みました。
その理由は2つ下の後輩との約束だったからです。
つまり、僕が専攻科2年生で、その後輩は高校3年生だったので、
その後輩が高等部を卒業して大学にいくので盲学校を卒業することになったのです。

後輩との約束は卒業式の1年前からあった。

後輩との約束は実は卒業式の1年前からしていました。
その後輩は高校3年生の卒業式で「俺は卒業式で答辞を読む。」ということは決めていたそうです。
そのときに僕は「お前が答辞を読むなら俺が送辞を読もう。」と最初は冗談で言っていました。
すると、それが現実になったのです。

実は僕は「専攻科の2年生で送辞を読みたい。」と思っていた。

実はというと、僕は人見知りの割には、目立ちたがりな部分がありました。
なので、高校時代から「専攻科2年になったら絶対に俺が送辞を読む。」と実は決めていたのです。
なので、高校時代から毎年送辞を読んでいる人の内容を1からすべて聞いていました。
それは、僕が実際に送辞を読むためのネタ作りをしたかったからです。
「この人はこういう風に内容を考えたのか?」
「なるほど、このような読み方をしたらスムーズに送辞が読めるんだ。」
と常に考えていたのです。

送辞を読むことが現実になった。

僕は実は高校時代から送辞を読むことを決めていました。
そして、その卒業式の
2か月前に高等部の2年生の全員が集まり、集会がありました。
ちなみに、専攻科とお伝えしていますが、高等部には普通科から、専攻科を1くくりにして高等部と呼んでいます。
普通科は中学卒業した人が入学できて、
専攻科と言うのが高校の一般過程をを卒業した人が入学できます。
専攻科と言うのは一般では俗にいう専門学校にあたります。

その2年生がミーティングに参加したのです。
ミーティングの内容が「卒業式の送辞を誰が読むか?」というテーマでした。
僕は1番に「僕が読みます。」とすぐに言いました。
実は僕が卒業式で送辞を読むことを以前から周囲に伝えていました。
なので、ほとんどの人はそのことを知っていたので、大きな拍手が起きました。
僕はうれしくなり、「絶対に卒業式を成功させるゾ。」と決意したのです。

送辞の内容を本格的に書き始めた。

ミーティングが終わり僕が送辞を読むことが本格的に決まったので、早速文章を書いていきました。
内容はほぼ決めていました。
特に先輩との関係が深い人に対してはスムーズに書くことができました。

なので、「このようなことを書こう。」という漠然としたイメージを浮かべながら書いていきました。

内容は決めていたが、実際に書くとまとまらなかった。

「これを読むぞ。」ということやネタはほぼ決めていましたが、実際に文章にすると時間がかかりました。
というのが、僕は文章力がなくて、内容をつなげるのに時間がかかったのです。
時には、「この文章はおかしいのではないか?」とも自分で思うほど文章力は低かったです。
そこで、担任の先生からアドバイスをもらいながら送辞の内容を書いていきました。
内容はほぼ決めていたので、アドバイス通りに書いていくと何と卒業式の1か月前にはもう送辞の内容が出来上がったのです。

実際に送辞の練習が始まる。

習が始まりました。
実は僕はめちゃくちゃ人見知りとあがり症だったので、送辞を読むとかなり詰まりました。
酷い時は50回ほど詰まりました。
最初は読むときにっきらぼうになったり、
活舌もよくなかったです。
しかし、それでも毎日放課後練習をしました。

練習が終わる度に担任の先生から
「もう少し笑顔で読んだらいいよ。」や、
「もう少し声に張りがあればいいと思う。」などアドバイスをいただきました。
そうすると、最初は50回以上も詰まりましたが、やがてはスムーズに読めるようになり、読むスピードも自然な形になってきたのです。

卒業式前日は寝られなかった。

ついに卒業式前夜になりました。
しかし、その日の夜は一睡も寝れなかったのです。
その理由は、「送辞が読めるか?」であったり、
「失敗したらどうしよう。」という不安があったからです。
その一方で「明日俺が主人公になれる。」というワクワク感もありました。
これを考えると興奮しすぎてしまったのです。

卒業式当日は緊張した。

ついに卒業式当日になりました。
僕はめちゃくちゃ緊張しました。
具体的には送辞を読み終わるまで体が固まってしまったのです。
卒業式は体育館で行われ、温かいはずなのに汗が多く出たり、
手足がブルブルと震えていたのです。

具体的には携帯電話のバイブレーションというイメージほどめちゃくちゃ手足が震えていたのです。
なので、先輩方が卒業少々を受け取るたびに拍手はするが、ほとんどは送辞のことしか考えていなかったのです。
そして、校長先生やいろんな人の話が耳に入ってきませんでした。
常に送辞を練習していました。

ついに本番が始まった。

校長先生の話などが終わり、ついに送辞を読むときがやってきました。
そして、「在校生代表送辞。」と言われた瞬間、僕は胸を張って前に向かいました。
この瞬間、「よっしゃー。ここまでやってきたから、絶対に成功する。」と今までの緊張感がウソのようになっていたのです。
前に出た瞬間、何とスムーズに送辞を読むことができました。
「送辞を読むときの声は大丈夫。」
「ここまで練習したからスムーズに読めるぞ。」
「俺なら絶対にやり切れる。」
と自分を信じて読むことができたのです。
「読むペースはゆっくりと活舌をよくして読もう。」と決めていたのです。
そして、何と無事に送辞を読むことができたのです。

送辞を読み終えてホッとした。

送辞を読み終えた瞬間気持ちがすっきりとしました。
そして、成功したとともに胸を撫で下ろしました。
僕は後輩との約束を果たすことができたのです。
送辞を読み終え安心しま

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