僕がボロボロでも頑張っていることは 全盲になっても弱視と変わらないスタンスを崩さないこと。

こんにちは。
たかほしです。
毎日ミューパラを聴いています。
今回はミュージックパラダイスのメッセージテーマである
「ボロボロだけど頑張っていること。」についてお伝えします。

僕は目が見えなくても頑張っている。

僕は先天性緑内障で26歳まで弱視でした。
そして、26歳で全盲になりました。

僕は過去に右目の手術を6回して、
左めは3回の手術をしました。
左目は全盲で右目も光しか感じないだけの状態です。
僕の視神経はボロボロですが毎日頑張って生活しています。

全盲になっても毎日楽しく頑張っている。

僕は弱視時代と変わらず
いろんなところに行っています。
昨年はやゆよのライブに行ったり
OverToneのライブにも行きました。
そして、今年はベリーグッドマンのライブにも行こうと思います。
僕はライブに行ったりするのも単独行動をしています。

僕は全盲になったとき、歩行訓練をした。

僕は2013年の10月に全盲になりました。
そして、その年末に目の手術をしました。
そして、2014年の3月から1年間大阪のある施設で歩行訓練などの機能訓練を受けるために入所しました。
この施設で寮生活を学生ぶりにしました。

施設で頑張ったこと。

僕は2014年の3月から1年間大阪のある施設で歩行訓練をするために、
入所生活をしました。
そして、その施設で歩行訓練をしたり、
点字の練習をしました。
この施設では、毎日平日にプログラムがあり、
1枠45分のプログラムで4枠のプログラムがありました。
その枠の中で点字や歩行訓練などがありました。
僕は点字と歩行訓練を常に頑張りました。

歩施設で頑張ったのは歩行訓練。

僕は弱視時代から常に外出をしています。
そして、今もこのスタンスは崩すことなく継続をしています。
僕は弱視時代から外出で休みの日に出かけるのが楽しみで仕方なかったです。

ですので、全盲になって施設に入るまでの数ヶ月は単独で出かけることができなかったのでめっちゃ辛かったです。
僕は「1日でも早く歩行訓練をしたい。」と常に考えて
わがままを言ってました。
時には家族を困らせたり、
毎日家族と喧嘩もしました。
そして、ついに施設に入る日がきたときはめっちゃうれしかったです。
僕は施設で頑張ったことは、
歩行訓練でした。歩行訓練が始まった時は、
めっちゃ楽しみで仕方なかったです。
「今日はどんな歩行訓練をするのやろう。」
「今日の歩行訓練が終われば絶対に練習してやる。」
という気持ちで歩行訓練をしていきました。
そして、歩行訓練が終わってから早速練習した場所を歩いたり反復練習をしました。
野球の素振りと同じく歩行訓練をして
全盲になって歩行の感覚を掴んでいきました。

歩行訓練ができたときはうれしかっった。

僕は2014年の4月に歩行訓練を始めて8月で歩行訓練を終えました。
そこでうれしかったのは、単独で電車に乗れることが1番嬉しかったです。

最初は「電車を1人で乗れるやろうか。」
」全盲の人はどうやって電車に乗っているのやろう?」
と常に不安と興味が混ざっていました。
僕が自分で電車に乗れた時すごく嬉しかったです。
僕は電車に乗れた時いろんなところを練習しました。

休みの日になれば施設からいろんな場所を電車移動した。

僕は実家に帰る時と、
そのまま施設の寮に泊まって過ごしたりすることがありました。
僕は寮にいたときは常に休みの日に電車移動をしていろんなところにいきました。

具体的には梅田駅
大阪の有名な場所を1人で歩きました。
この時はすごく達成感がありました。
ヨドバシカメラや、
新大阪の道を1人で歩きました。
めっちゃうれしかったです。

全盲の電車の乗り方。

全盲も単独で電車移動できます。
ただ、ホームを歩くのは怖いというのが正直なところです。
僕は1人で電車移動すると言っても
始めて行く駅や、
始めて歩く駅は正直怖いのが本音です。
こういうときは、駅員さんに解除依頼をして案内をしてもらいます。
そして、乗車のお手伝いと降車駅でのお手伝いをしてもらいます。
ただ、1人で歩きなれている駅では単独で電車の移動をすべて自力でします。

僕が意識している電車移動は
ホームに着いたら、ホームの幅を確認することを常にしています。
なぜならば、駅によって狭いホームの駅があるからです。
最近は安全策や転落ぼうしのためのロープも増えた駅も増えましたがまだまだ少ないのが現状です。
僕は点字ブロックの内側を歩き、
ホームの真ん中を歩いています。
偶に方向が崩れる時がありますが、
こういうときは点字ブロックを見つけてもう1度歩きます。
そして、電車が近づくアナウンスもきちんと聴いています。
電車が近づいたら必ずその場から動かないようにして
電車が到着したら動くようにしています。
電車に乗る時ですが、
ホームと電車の幅を確認します。
そして、電車ボディーをつたって白杖をついて歩きます。
電車に乗るときは
「車内連結部か?車内のドアか?」を常に確認します。

車内と車内連結部の見分け方。

車内に入るときは、
白杖を前について、
白杖が床についた感覚があれば、
電車の中に入り。
車内連結部の場合は
「ホームよりも白杖が下がる。」というイメージの感覚があれば、
車内連結部です。

間違えやすいのが反対ホームから電車が近づくところ。

偶に慌てたり、
聞き間違いをして「電車が来た。」と思って耳をすませば
「反対ホームから電車が近づく。」というケースがよくあります。
僕も何度もこういう経験があります。
こういう時も落ち着くことが大切です。
ホームの前に出て線路上に白杖おついて、白杖が下に下がるイメージがあれば、反対方面から電車がきているということ、
そして、白杖が電車の車体に当たれば向かう方面の電車です。
これだけを見分けることができれば、全盲も1人で電車移動をすることができます。

全盲だって1人で出かけることができる。

僕は10年前に全盲になりました。
最初は「電車を1人で乗って移動ができるのか?」という心配がありましたが、実際に電車に乗ってみると
1人で電車移動ができます。
ただ、「ホームが怖い。」というのは今でも変わりません。
こういうときは思い切って駅員の人の力を借りることって大切だと思います。
その方が事故が起きなくて安全だと思います。
僕は始めて行く駅や
い新幹線などはすべて駅員さんにお願いしています。
駅員にお願いするときは、解除や駅員の手配などが必要なので余裕をみて早めに駅に到着するというデメリットがありますが、
安全性を考慮するならば、駅員にお願いするのが選択肢だと思います。

ぜんもうになっても一人旅を楽しんでいます。
これからもいろんなところに行きたいと思います。

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