「どうしようもない」という吐き違いをやめて、自分の体と向き合おう。

兵庫県のあん摩マッサージ指圧師、鍼灸師のたかほしです。
今回もお読みいただきありがとうございます。

「どうしようもない」という言葉の使い方自体間違っている。

 最近こういうお話をよく耳にすることがあります。
 「○○でどうしようもない」ということです。
 そもそもですね。「どうしようもない」ということはつまり、「どうすることもできない」ということと同じことなんですが、「どうしようもない」ということば自体をはき違えているようにしか思えません。
 そもそも、「どうしようもない」
「どうすることもできない」という意味をご存知でしょうか?
 「どうしようもない」
「どうすることもできない」という意味は、「いろいろな手段をやり続けて、選択肢がなく、救う手がなく、見込みがない」という意味です。

私自身が感じる疑問がある。

 私は主に腰痛治療を行っている訳なんですが、よく「腰が痛くてどうしようもない。」
とか、「お尻が痛くてどうしようもない」とか、「足がしびれてどうしようもない」ということをよく聞きます。
 では聞きます。
腰が痛くてどうしようもないのなら、50メートル先の道を歩けなかったり、私の治療を受けにこれなかったり、車いすじゃないと移動が難しいのではないでしょうか?
 治療に来れるのですから、「どうしようもない」ではなくて、「腰が痛い」と、
ただそれだけでいいのではないでしょうか?

 では、質問です。
その痛みやしびれに対する治療や対処法を行って改善しようという努力はしていますか?
 しびれや痛みが酷い場合であれば、まずは、
あん摩や鍼灸などといった施術で
改善する努力はしていますか?
 腰痛を治すための生活習慣を見直す努力はしていますか?
 腰痛が酷い場合であればストレッチをしていますか?
 しびれが酷い場合であれば、その原因を把握しようと努力をしていますか?

 これら改善策は見つけていけば、どんどん出てくるはずなのに。
こういう人に限ってこんなことを言います
→ストレッチをする時間がない。
→治療に行く時間がない
→治療院に通うのには遠い
→治療院で治療を受けるお金がない。
原因を知るのが面倒くさい

などです。
 これらの言葉は、
自分自身を治すための努力を怠ったり、、正当化するための言い訳にしかありません。
 本当に痛くてどうしようもなくて治したいのであれば、時間を見つけてストレッチをしたり、お金を使ってまで治療院に通ったり、遠くても先生の治療を受けるのではないでしょうか?
 お腹が痛いならどうしますか?
病院に行きますよね?
それと同じことなんです。

 こういうように、改善策や対処法、チャンスがあるんですから、チャンスを逃すのはもったいないです。

「どうしようもない」というのはこういうことをいいます。

  大げさな話、がんの末期になったという例え話をしましょう。
手術や薬物、延命治療をしたがの施しようがない、治療を受けるお金
人から借りるお金がない。
などということを刺します。

腰痛は本気で治療を施せば、になります。
 足のむくみみ伴う腰痛ならば、脹脛(ふくらはぎ)の内側に存在する後脛骨筋が原因であったり、足首の固さが影響しているかもしれません。

また、 腰そのものの痛みであれば、
太ももの裏側である大腿二頭筋や、太ももに位置する大腿四頭筋や、股関節の動きの悪さなどが影響しているかもしれないです。
これらの筋肉をアプローチすることで、数か月で生活も変わっていくはずです。
 「どうしようもない」という吐き違いをやめて、改善の一歩として治療に踏み込んでみてはいかがでしょうか。
あなたの行動ですべてが左右されます。

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