京都マラソンで快走できた。全盲で初めての経験をした話。

こんにちは。
たかほしです。
毎週木曜日のゆ~かりナイトを聞いています。
今回は「かいそう」というキーワードについてお伝えします。

僕は京都マラソンを快走できた。

昨日のブログの続きになります。
2月16日のメッセージテーマが「かいそう」というキーワードがつくメッセージテーマだったので
それについてお答えします。
「かいそう」ということばなら何でもよかったとのことでした。
例えば回送電車に纏わることや、
「改装工事をした場所が思い出がある。」など何でもよかったそうです。
僕は8年前に京都マラソンに出場して回送できたのでそれについてお伝えしていきます。

僕は8年前に京都マラソンで完走することができました。
タイムは何と55分55秒でした。
これ偶然ではなくて本当のタイムです。

初めての経験とは?伴走者と走ったこと。

僕は全盲になってマラソンを走ったのは初めてでした。
弱視時代は1500メートルから長くて5キロまで走った経験があります。
8年前はその2倍の10キロを走りました。
正直不安要素はありました。
全盲になってマラソンに初挑戦することと、
「今まで挑戦したことのない10キロを走れるか?」という不安しかなかったです。
しかし、エントリーして2か月半本気で練習したからこそ完走できたと思います。
そして、伴走者の人の的確な案内のお陰で走ることができたのです。
実はマラソンの当日まで伴走者と一緒に走る練習はしたことがなかったです。
なので、マラソン当日までどんな伴走者と走るのか全く分からなかったのです。

僕は弱視時代は自力でマラソンや自分で走る練習をしました。
全盲になると自力で走ることができないので伴走者と一緒に走ります。
ですので、「伴走者と一緒に走れるかな?」や、
「伴走者を困らせないか?」
という心配もあったのです。
しかし、すごくいい伴走者と走ることができました。
マラソンが近づくにつれて緊張している僕に対して
「緊張しなくても大丈夫だよ。」や、
「練習したから大丈夫。」
と背中を押してくれたので元気が出ました。
僕は次第に元気が出たのです。

マラソン前に唐揚げ弁当を食べた。

実はと言うと京都マラソンの当日は緊張していました。
そんな中でも伴走者の言葉がけのお陰で緊張が解れていったのです。
そして、僕はマラソン直前なのに唐揚げ弁当やフライドポテトを食べました。
そして、同じ利用者が3キロを走っていたので唐揚げ弁当を食べながら応援しました。
同じ利用者が完走したので僕も元気が増しました。
そして、ついに本番を迎えました。

京都マラソンを快走できた。

僕はというと実はマラソン前はこのように思っていました。
「全盲になってマラソンに挑戦したので60分から70分。最悪の場合制限時間に完走すればいい。」と思っていました。
こんな意識が低い状態でした。
最初の1キロが6分でした。
僕は走りながら「まー、このペースでなら70分は余裕で切るな。」と思いました。
そして、5キロも30分ほどでした。
僕は5キロを過ぎたところで息切れがし始めたのです。
なので、僕は「ここからペースが落ちるかもしれない。」と思って
いました。
しかし、逆にペースが上がったのです。
伴走者から「5キロから6キロは5分台まで上がっている。」と声があったのです。
僕はビックリしました。
そして、6キロから7キロも5分台前半までペースが上がっていたのです。
僕は疲れていながらでもだんだんと元気が出たのです。
そして、前の選手をどんどんと抜いていったのです。
8キロを経過した時点で「このペースだと絶対に1時間は切れる。」という情報を聞きペースが上がりました。
自分でもペースが上がっていることに気づきました。
これが快走している状態でした。
そして、何と10キロを55分55秒で走ることができました。
無事に完走しました。
「ヤッターです。」です。
5キロ過ぎの快走が1時間を切ったのです。
ちなみに、同じ施設の利用者も10キロを走りその人は40分台だったそうです。
競争しながら完走できたことは嬉しかったです。

マラソンの夜から3日間は筋肉痛になった。

京都マラソンが終わり同じくマラソンを走った仲間と打ち上げパーティーをしました。
途中の高槻駅の近くの居酒屋でビールを飲みながら盛り上がりました。
そして、支払いが終わり「さぁ~、帰ろう。」と思った時足が痛くなったのです。
筋肉痛が起きたのです。
足が痛い状態で高槻駅まで歩きました。
会談がめちゃくちゃきつかったです。
こんな状態でにゅしょ先の施設まで利用者と一緒に帰りました。
そして、この状態が3日ほど続きました。
日の経過後とに痛みが増したのです。

立ち上がったり座るときも「あ、痛い。いたたたた。」と言っていました。
また、階段の上り下りがきつかったのでエレベーターを使いました。
周囲の利用者からも「珍しい。」と言われました。
この状態までヤバかったのです(笑)。
歩く時も年寄りみたいな歩き方をしていたのです。
4日目になりどんどんと痛みが治まり歩けるようになりました。

マラソンが終わってからの筋肉痛は辛かったですが、
いい経験ができました。
これも施設で機能訓練を受けていたからこそきっかけが起きたのです。
僕は今後はハーフマラソン、フルマラソンにも挑戦したいと思います。

「どっちモード」でかかった曲とは?

2月16日の「どっちモード。」でコアラモードが用意した2局は
Rakeの「100万回のI love you。」と、
aikoさんの「ボーイフレンド。」でした。

「Rake・100万回のI love you。」

「aiko・ボーイフレンド。」

今回も考えさせられることが多かったですが、
僕はRakeの「100万回のI love you。」が聞きたかったです。
というのが、あんにゅさんが「Rakeの歌を歌いたい。」と言っていたので、
僕も「男性の歌を歌うあんにゅさんの歌も聞きたい。」と思ったのでこの曲を選曲しました。

しかし、「どっちモード。」で選曲が多かったのはaikoさんの「ボーイフレンド。」でした。
確かRakeの「100万回のI love you。」が24%で、
aikoさんの「ボーイフレンド。」が76%だった気がします。

残念でした。
あんにゅさんも「Rakeの歌を歌わせてよ(笑)。」と言っていました。
よほど歌いたかったのが伝わりました。
しかし、aikoさんの「ボーイフレンド。」も素晴らしかったです。
素敵なカバー曲ありがとうございました。

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