感動した話は。2021年の箱根駅伝で駒澤大学が大逆転で優勝したこと。大八木監督の器の大きさも感じた。

こんにちは。
たかほしです。
毎日ミューパラを聞いています。
今回は感動した話についてお伝えします。

感動したのは2021年の箱根駅伝。

一番感動した話は
一昨年の箱根駅伝です。
僕は2003年から毎年箱根駅伝を見るようになりました。
そして、箱根駅伝を見て
「今年も頑張ろう。」という気持ちになり1年をスタートすることができています。
僕は箱根駅伝を見て多くのサプライズを見てきましたが
特に一昨年の箱根駅伝は感動しました。

それが、復路での大逆転劇です。
それが、復路の最終区間10区での話です。
この年は創価大学が9区まで首位を守っていました。

そして、9区が終わった時点で2位の駒澤大学とは3分19秒もの差がありました。
これはいくら残り23キロの距離があるとはいえ、
常識的に逆転は不可能な差です。
きっと当時はみんなこう思っていたはずです。

僕も実はそう思っていた一人です。
ですので、「勝負ありやな。」
「もう創価大学が優勝や。」
と言って一旦テレビを消しました。
僕は優勝も気になりますが
優勝以外にもシード権争いも毎年楽しみにしています。
当時の僕は「優勝は創価大学。」と思っていたので
「シード権争いはどうなっているか?」ということが気になり
再びテレビをつけました。
すると、 何と20キロ手前で駒澤大学が首位の創価大学との差を15秒まで詰めていたのです。
僕はビックリしました。
「えっ???俺夢見ているのか?」と一瞬疑いましたが、
本当に駒澤大学が創価大学との差を15秒まで詰めていたのです。
僕は「これはマジで大逆転あるのか?」と思ったのです。
そして、何と駒澤大学が20キロ過ぎで、
先頭を走っていた創価大学を抜いて、
大逆転して総合優勝をしたのです。
「まるで往路の5区の山登りを見ているシーン。」と感じました。

僕はこのシーンは往路では何回か見たことはありますが、
復路の最終区間での大逆転は初めて見たのでビックリしました。

駒澤大学が大逆転した背景には大八木監督が関係する。

大八木監督といえば、
駅伝界でも「かなり厳しい監督。」と言われるほど厳しい監督だそうです。
そして、「選手を厳しく育成する。」というのが大八木監督のポリシーだそうです。
まさに、昭和の監督ですね。
しかし、一昨年の大八木監督は
かつての厳しい監督から選手一人一人を褒めていたのです。

「よっしゃー。お前なら行ける。」
「よっしゃー。今のタイムなら区間賞を狙える。」
「いいぞ。そのペースを守れ。」と選手を一人一人鼓舞していたのです。

それも、笑顔で選手に励ましのことばをかけていたのです。
また、「男だろう。」というのも大八木監督の名言集ですが、
この明言も一人一人の選手にかけていました。
そして、アンカーの石川選手が創価大学を抜いてトップに立った時には
「よっしゃー。やったぞ。お前は男だ。」と大八木監督が石川選手に声をかけたのです。
ここから、石川選手が更にペースを上げてどんどんと創価大学を突き放したのです。
これが、駒澤大学が優勝した要因だと考えています。

大八木監督こそ、「男だ。」と思った。

選手も素晴らしかったですが、
大八木監督も素晴らしかったです。

駒澤大学の優勝インタビューの時に大八木監督はこのようなことを言っていました。
「コロナで練習する機会を失って選手も辛かったと思います。」
「こんなときに私がセ選手に寄り添っていきたい。」
「私が変わる姿を背中で表していきました。」
「今まで自転車で通ったことがなかったので、日常生活から変えていき、選手い変化した様子を背中で示すことができた。」と言っていました。

これこそが、大八木監督こそ「男だ。」と思いました。

もし、以前のような昭和の指導法をしていれば、
おそらく駒澤大学は優勝していなかったと思います。

昭和の監督から今の時代にマッチした監督だと感じました。
大八木監督の器の大きさも感じることができました。

上級生の頑張りが結果に結びついた。

この年は上級生の頑張りもあり、
駒澤大学が優勝することができたと考えています。
この年は当時大スターの田沢選手を要する2年生と、
1年生と言う下級生が注目されていました、
その一方で、総合優勝のゴールテープを切った石川選手といった3年生と
4年生は当時は結果が芳しくなかったようです。
そんな中、上級生の3年生と4年生は「何とか上級生の俺たちが結果を出さないといけない。」
「下級生が頑張っているのだから上級生の俺たちも結果を出そう。」と同級生同士で話をしていたそうです。

そして、1月3日の復路のメンバー5人中3人が3年生が3人走りました。
そのうち、6区の選手とアンカーの石川選手が区間賞を獲得したのです。
これが駒澤大学の優勝に大きく貢献したことは間違いないです。
8区の選手も3年生で、区間賞上位で走り切ったのです。

大八木監督も「心が折れた時があった。」と話していた。

箱根駅伝では駒澤大学は有名大学となりました。
大八木監督は過去に4連覇と、優勝へと導いた監督です。
そんな監督も心が折れた時期があったそうです。
それが、2018年のシード権落ちを経験したことです。
さすがに大八木監督も「もう優勝はできないかもしれない。」と思ったそうです。
そんな中で大八木監督が思ったのは
「指導法から私生活全体を変えなければいけない。」と思ったそうです。
それから、3年の時を経た2021年に駒澤大学は優勝しました。
王者復活ですね。
「諦めない。」ということを大八木監督から教わりました。

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