こんにちは。
たかほしです。
20代半ばまではかなりのお調子者でした。
その結果、周囲の人から煙たがられていました。
今は、過去に数多くの人の温かいご指摘などのおかげで、お調子者は改善できたと思います。
お調子者は自分では自覚がないのです。
だからこそ、改善することが大切なのです。
お調子者は無自覚。
お調子者は基本的に無自覚です。
人から「お調子者。」と怒られても、
逆上することもあります。
その理由は、「自分では、その振る舞いはごく自然」と言う思い込みがあるからです。
これが危険なのです。
怒る側にも原因がある。
「相手の態度や言動が気に入らないから。」と言って、
いきなり、「お調子者。」というのはよくないです。
怒り方にも、ちゃんとしたコツがあるのです。
先ほど、「お調子者は無自覚だ。」とお伝えしました。
ということは、「どの点にお調子者と捉えたのかを明確に伝えることも大切なのです。
そうすることで、お調子者を発動する人も改善点が見えてきます。
お調子者だけに限る話ではないのですが、
怒り方には気を付けるべきです。
人間は頭ごなしに怒られても聞き入れない生き物です。
その一方で、怒る理由を提示するだけでも相手の聞き入れる姿勢がかなり変わります。
本人に自覚させる。
そもそも、「お調子者とは?」と聞かれると、
僕はこう答えます。
自分に都合のいい時は他人に甘え、
都合が悪くなると、手のひらを返し、他人に無関心や冷たい態度を示します。
用は、損得勘定と同じですね。
たとえば、
性格が明るくて、人とは接します。
その一方で、「偉そうな態度が目に余る部分に関しては嫌いだ。」としましょう。
改善してほしい部分は、「偉そう。」な点ですよね。
だったら、偉そうなところを自覚させるのです。
主観ではなく、「周囲がどう映るか?」を指摘する。
お調子者は無自覚です。
だから、普段の行動が当たり前になっているのです。
上記で挙げた例でいえば、
偉そうな部分を指摘する場合で話をしましょう。
本人は偉そうにしている自覚はないのです。
「偉そうにしているところがムカつく。」と言うより、
「その言動をすると、周囲からは偉そうで不愉快と思われるよ。」という言い方なら
どちらが印象がいいと思いますか?
おそらく、後者だと思います。
なので、「周囲がどのように映るか?」を示すことで相手も聞き入れやすくなるのです。
お調子者は結論「思いやり0。」です。
お調子者は無自覚な一方で、発言にも無神経なのです。
お調子者は簡単にいえば、「損得勘定で物事を言っている。」ということはおわかり頂けたと思います。
なので、思いやりにも欠けているのです。
思いやりというのは、他人への配慮です。
行動で優しくすることだけが思いやりではないのです。
発言することで、「言われた人がどのように捉えたか?」を考えることも思いやりなのです。
無神経だからこそ、
言ってもいいことと、悪い事の区別がつかないのです。
最悪な場合は、相手の地雷を踏む発言をしてしまう恐れもかなり高いのです。
このことから、お調子者は「思いやりは0。」と評価されます。
こうなると、「世間知らず」とまで思われ、みんな離れていくのです。
お調子者はやばい。改善しよう。
お調子者はかなり意識しないと改善できません。
これは、僕が十分経験したからこそ、そう言い切れるのです。
僕の経験も踏まえて、お伝えしていきます。
相手の指摘は素直に聞く。
これは超重要です。
一人だけに「お調子者」と言われても、
説得力がないと思います。
というのが、
些細なことでも起こる人がいるからです。
要するに、その人自身が繊細な人だけかもしれないからです。
しかし、重要になるのが、複数の人に「お調子者」と言われた場合、
みんなから、「お調子者。」と思われている可能性がかなり高いのです。
その場合は真摯に受け止める姿勢が大切です。
現状を放置しない。
お調子者が危ないのは、
指摘されても、放置することです。
放置しているという事は、
現状を受け止めていないのと同じなのです。
なので、放置はいけません。
改善点を明確に知る努力をしよう。
お調子者を放置すると、周囲はみんな離れていきます。
放置するのではなく、
指摘されたときに、
「どの点を改善するか?」ということを教えてもらう姿勢が大切です。
そうすることで、改善点がおのずと見えてきます。
「怒られっぱなしではなく、改善する姿勢が大切だ。」と思います。
「どの点がいけないのか?」
「どのように改善すべきか?」
という聞く姿勢を示すことで、相手も向き合ってくれることでしょう。
想像力を働かせる。
お調子者は、油断すると、無神経な発言をしてしまうことがあります。
だからこそ、普段からアンテナを張る必要があるのです。
アンテナを張ることで
「この発言をすると、相手はどう感じるのか?」
「わがままを言い過ぎると、ただの都合のいい人間に写る。」と意識が向くはずです。
「わがまま。」っていうのは、
「自分に向けたわがまま。」というのは、
時には重要です。
しかし、「他人に迷惑をかけるわがまま」というのは、
「ただの面倒くさい人間」になるだけなのです。
ですので、「いつも勉強を頑張っているので、今日は思い切って甘えよう。」というわがままなら問題ないのです。
しかし、「都合のいい時は自己主張し、都合が悪いときにはわがまま」っていうのは、
相手に嫌われますよね?
こういう使い分けは大切なのです。
こんな感じです。
少し僕の昔話をします。
僕は学生時代かなりのお調子者でした。
お調子者だった僕は
「人に対する口の聞き方が知らな過ぎる、ただの世間知らず。」
「目立ちたがりな部分があり、都合が悪くなると、すぐに感情的になる。」
「人に指摘されてもすぐに起こり、聞く耳も全くなし。」
このような人間でした。
「こんな最悪な人間はどこにもいない。」と思われるくらいお調子者でした。
やがては、周囲からは「面倒臭い人間だ。」と思われ、
煙たがられてしまったのです。
気付けば、ほとんど、友達なんていなかったです。
お調子者を直せたきっかけは、
就職する4カ月前の出来事だったのです。
この時に、事件が起きたのです。
それは、理療の臨床実技のときに起きた話です。
僕が臨床の担当の先生のアドバイスを聞き入れないまま、
担当の先生に注意され、僕が反抗した事がきっかけです。
そして、その日の放課後に、
担任の先生に呼び出されました。
それが、臨床実技の事件の話です。
そして、「今の状態では、就職先を紹介できない。」と言われてしまいました。
その担任は進路担当の先生でもあったのです。
僕はさすがに危機感を覚え、
理由を聞きました。
それが、「普段からのお調子者が原因。」という事が判明しました。
ですので、真剣に「お調子者を改善する。」ということを約束しました。
そして、無事に就職することができました。
この事件があったからこそ、
僕のお調子者は改善できたと思います。
反抗したことはいけないですが、
お調子者を改善できるきっかけがここで生まれたのです。
考え方にもよりますが、
「この事件は自分を気付かせてくれたラッキーな場面。」だったと思います。
そして、「怒ってくれるのは、すごくありがたい。」ということにも気付けた瞬間でもあります。
お調子者を改善して見えてきたものとは?
就職していきながら、自分のお調子者を改善していきました。
とはいえ、すぐには改善できなかったのも事実です。
就職後に数多くの出会いがあり、
言動の至らなさなどを考えれるようにもなりました。
そうすることで見えてきたものがありました。
それが、過去の僕と同じような、お調子者との出会いでした。
そうすると、「その人がどうして嫌われていくのか?」と、
逆に観察できるようになりました。
そして、「なるほど。お調子者はこのようにして、嫌われるんだ。」と反面教師にできたのです。
反面教師との出会いで、
自分も「これ以上酷い人間にならないようにしよう。」と考えられるようになったのです。
「社会に出ると、誰も悪いところは私的してくれなくなる。」という現実にも遭遇したのです。
僕は学生時代の間に気付けたことが本当によかったと思います。
いや、学生時代の間に教えてもらえたからこそ、
「自分を変えれるチャンスに恵まれた。」と言い変えた方がよいかもです。
こうして、人に対して思いやりを持てるようになった瞬間でもあります。
気付いたのは、
「『自分を変えよう。』と強く意識できれば買われる。」という事も学べました。
ということで今回は以上です。