粗探しをやめる方法は、海外の褒め文化を勉強する事です。

 こんにちは。
たかほしです。
 生きていると、いいこともあれば、悪いこともあります。
そして、人から褒められることもあれば、叱られることもあります。
 人はこうして、日々成長していきます。
しかし、中には、成長させてくれるどころか、
成長の妨げになる要因があることがご存じでしょうか。
それは、粗探しです。
 粗探しばかりされると、成長するどころか、自信喪失へとつながります。

なぜ・粗探しするのか?
 よく、「人は叱って成長していく。」や、
「褒めれば、調子に乗るから、怒って鍛えてやる。」や、
「人は貶されて、成長する。」というフレーズを聞いたことはないでしょうか。
 これ、はっきりと言って大間違いです。
この間違った、謎の風習が未だに横行しています。
そして、この風習が未だに根付いているのです。
 僕は、正直いえば、この考え方には理解できないです。

粗探しするのは、人を素直に認められないから。
 人を素直に認められないからこそ、粗探しするのです。
そして、人を認めないという裏側には、
嫉妬という感情が隠れています。
その結果、「あいつは羨ましい。」や、
「あいつのどこに価値があるねん?」と、
ずっと相手を妬むのです。
こういう、嫉妬という感情があるからこそ、
相手に対して、素直になれずに、粗探しするのです。

粗探しするのは、価値観の違いを受け入れられないから。
 これが大きな要因です。
 粗探しするのは、価値観の違いを受け入れられないからです。
特にサラリーマン経験が長い人や、
常識を大切にしている人にこの傾向が強いと思います。
自分の常識の範疇を超えた行動をしている人に対して、強く攻撃するのです。
 また、自分の考えに強いこだわりをもっているので、自分の理に沿わない人を強く攻撃して、罵倒するのです。

 価値観の違いを受け入れられない人は、自分の考えに固執している人でもあります。
 
粗探しするのは、人と比べる習慣が染み付いているから。
 幼少期から、人と比べる週間が染みつくと、
粗探しをするようになります。
 特に日本人は、昔から競争心が強いです。
この要因を生み出しているのが、学校教育です。
 それは、学校のテストの成績で優等生か、劣等生に区別されます。
 成績がいい人が、応援されて、劣等生は、馬頭を浴びる。
友達が多い人が注目を集めて、
ぼっちや、友達が少ない人は、「落ちこぼれ。」と、ずっと言われ続けるのです。
これが、社会人になっても同じことが起きます。
 具体的には、上司から、「あの人は、こうできているのに。何で君はできないんだ。」
「だから、君はダメなんだ。」
「あの人を見習いなさい。君はあの人と違って、ここができていない。」など言われるのです。
これをされ続けると、やがてはあなたが、人と比べる発言をするようになります。
これが、粗探しを生み出す要因になります。

こういう古い価値観を洗脳し続ける、学校教育に問題があると思います。

海外では褒める習慣がある。
 これは、海外に住んでいる友達から聞いた話ですが、
海外では、必ず、相手のいいところを見つけて褒めるという文化があるそうです。
それを、相手に面と向かって褒めるそうです。
そして、日本のように、テストの成績ではなくて、
自分の意見を、自由に発言できる授業が、海外ではあるそうです。
そこで、「人と考え方が違って当たり前。」ということを、幼少期から学ぶそうです。
 仮に、人と衝突したとしても、
「価値観が違って当たり前。」ということを教わっているので、
話し合いもスムーズにできるそうです。

ですので、日本人のように、
価値観が違う人を攻撃することもなく、粗探しもないのが特徴だそうです。

粗探しされた時の対処法

聞き流し、魔にうけない。
 粗探しする目的は、あなたを陥れるためです。
 粗探しする人は、必ずこう言います。
「みんな、こう言ってた。」や、
「それをするのは、お前だけだ。」って言います。
これを言うのは、相手の勝手な主観です。
ですので、説得力もないです。
「みんな。」という言葉を使うのは、自分が被害に会うのが嫌だから、
「みんな。」というワードを使うのです。

こういう人の、ことばを真面目に聞くと、あなたが疲れます。
ですので、適当に聞き流し、真に受けないようにしましょう。
そうすれば、心のダメージはグンと減ります。

粗探しする人には近づかない。
 これ大事です。
 粗探しする人は、相手の悪い部分を見つけるのが、大の得意です。
こういう人に、1回捕まると、あなたはその攻撃のターゲットになります。
そして、あなたの顔を見る度に粗探しした部分を見つけて攻撃を始めるのです。
ですので、その人の近くにはなるべく近づかず、
どうしても用事があるときは、必要最低限の用事を伝えて、その人から離れましょう。
こういう人は、「お前のためを思って言っているんだ。」と、絶対に言いますが、自分のエゴで言っているのでスルーしましょう。

反論する。
 反論するというのは、喧嘩したり、反撃することではありません。
筋が通った大人の対応をすることです。

 あなたが黙っていたり、何も言わないと、相手の粗探しはだんだんとエスカレートしていきます。
こういうときは、正直に相手に対して、「やめてください。」と言う勇気が大切になります

具体例
相手:「お前、本当にダメだな。前のあの時なんか、お前失敗して、笑いもんになったやんな。」
「あの時は、ほんまマジでオモロかった。お前が落ち込む姿を見て。」
あなた:「それは過去の話ですよね。仕事の話とは関係ないと思います。」
相手:「へー、今も全く変わってないから、教えてやってるんやで。そんなこともわからんのか。」
あなた:「解りません。というより、仕事とは関係のない話なので、もうその話をするのはやめてください。」
相手:「なんで。」
あなた:「『やめてほしい。』と言いましたよね。これ以上言えば、上司に報告しますよ。」

このように、粗探しする人は、しつこいですが、「やめてほしい。」と堂々と伝えましょう。
 相手が間違っているので、それを堂々とした態度で伝えるのです。
我慢し続けると、あなたが疲れます。
 相手の反撃が怖いかもしれないですが、
あなたは筋が通っている大人の対応ができています。

ただ、注意しないと行けないことは、相手の攻撃を受けると、感情的になることです。
感情的になれば、相手の攻撃が収まるどころか、口論に発展します。

ですので、あなたは冷静かつ、落ち着いた態度で、賢く言い返すのです。
すると、あなたのその対応をした姿を見た周囲の人はどう思うかといえば、
冷静な対応をした、あなたの態度を評価します。

味方をつくる。
 これ結構効果があります。
あなたが仮に粗探しのサンドバッグになったとしても、
誠実な態度で、仕事をしていれば、必ず味方になる人が現れます。
味方が増えれば、粗探しする人も攻撃しづらい状況になります。
ですので、あなたの仕事に全力で力を入れましょう。

粗探しをやめる方法
あなたが粗探しをしているのであれば、それはやめたほうがいいです。
それは、人間関係がよくなるどころか、悪くなるからです。
「粗探しして、いい人間関係を気づいた。」という話しは聞いたことがないと思います。
仲良く見えているようで、偽りの仮面をかぶっているだけの薄っぺらい人間関係です。
そして、やがては、こういう人も関係は長くは続きません。
必ず、人間関係が崩れていきます。
ですので、粗探しはやめるべきなのです。

褒める習慣をつける。
 今まで学校や、職場で褒める習慣がない人にとっては、
かなりハードルが高い行為だと思います。
 「褒めるって、どうやって褒めるの?」と思われるかもしれないですが、
相手の小さな変化でも、褒めても大丈夫です。
解りやすいのが、相手の元気な声を素直に褒めるのです。
ただ、「声が綺麗ですね。」のような一言だけだと、お世辞に思われる可能性があります。
あなたが思った感想を素直に伝えると、相手から「この人、本当に褒めてくれている。」と喜ばれます。
具体的には、「○○さんの声は元気が出ますよ。いつも笑顔でハキハキ話されて、私まで笑顔になります。」とありのままの気持ちを伝えるのです。
 相手からは、「お世辞。」と思われるかも知れないですが、
それでも、褒め続けていきましょう。
こういう習慣を増やしていくのです。
仮に、これで相手から「お世辞やな。」と思われるのであれば、
相手の方が、今まで誉められた経験がなかったのか、
相手の人間性に問題があるだけです。
あなたの思いを正直に伝えるだけで大丈夫です。
あなたのことばを、受け取るかどうかは、相手次第です。

相手を尊敬する。
 褒めること自体が、相手を尊敬している行為です。
それと共に、相手と長くいると、悪い部分をどうしても指摘しないと行けない場面があるかと思います。
この時は、相手の悪い部分んをストレートに指摘するのではなくて
「今回はこんな失敗があったけど、これを気をつければ、いい方向に向かうかもしれないよ。」と
相手の未来に背中を押すフレーズをつけることで、
相手にも尊敬の念が伝わります。

ポジティブな人の集まりに参加する。
 人は付き合う人によって人生が大きく左右されます。
 あなたがどうしても、粗探しする習慣があるということは、
周囲に粗探しする人が多かったのだと思います。
 人はこのように、環境によって、性格が形成されます。
もちろん、ネガティブな人の周りには、ネガティブな人しか集まりません。
その一方で、ポジティブな人と付き合えば、気持ちもポジティブになります。
あなたが、本当に粗探しをやめたいのであれば、
このように、ポジティブな人が周りにいる環境に飛び込むことが大切です。
 職場と家庭の往復だけでは、価値観が固定されます。
その固定された考え方を貫くと、視野が狭い状態です。
そして、危ないのが、「この考え方で大丈夫なんだ。」と自分の考え方に固執してしまうのです。

 今ではオンラインで多くのコミュニティーに参加できる時代です。
自ら交流することで、いろんな人の考え方に触れることができます。
そうすることで、物事への見る目が変わり、考え方も変わります。
そして、価値観の違いも受け入れられるようになります。
これが、視野が広くなった状態です。

そうすることで、コミュニティーの幅も広がり、交流が増えていきます。

最初の勇気こそが、あなたが成長するかどうかが決まります。

ということで、今回は以上です。
最後に、悪い情報や、媒体には自ら断ち切る勇気も大切だということをお伝えします。
 具体的には、テレビのニュースや、ゴシップニュースを見ないという事です。
これらは完全ないじめ媒体です。
これらを毎日見ていると、あなたまでが不幸になります。

 あなたはそのニュースを見て、得るものはありますか。
逆にあなたが、「幸せになった。」という経験はありますか?。
ないですよね?
 関係ない人の不幸話なんて興味がありますか。
人が叩かれている姿をみて醜いと思いませんか。
人の不倫報道を聞いて、同調している人ほど、醜い人はいません。
これこそが、人の粗探しをしている行為です
これをやめない限り一生人の粗探しをし続けます。
 こんなことをしている余裕があるなら、
自分のやるべきことに時間を使うのが先決だと思います。
 僕はゴシップニュースやどうでもいいニュースには1ミリも興味がないです。
むしろ、「知らないからと言って、恥ずかしい。」とも思いません。
 僕は自分の人生を歩むのに精一杯です。
だから、悪い情報を聞く余裕などないのです。
その代わり、自分のやるべきことには全力で時間を使います。
それが僕の人生だからです。
僕はこの時間を1番大切にしています。
時間を大切にしているからこそ、1日の大切さを噛み閉めています。
ですので、無駄な時間を排除したいのです。
これが、僕の信念です。

 人生で大切な物は、時間です。
お金も大切ですが、お金は使えば、仕事で取り戻せますが、
「時間は戻ってきてほしい。」と言っても、戻ってきません。
これは、全人類共通していることです。

この時間をおろそかにするかどうかで、人間関係の付き合い方にも大きく左右されます。
悪い情報を聞けば聞くほど、時間の容量が足りなくなります。
それは、粗探しをすれば、相手を攻撃する。
攻撃すれば、対立になります。
対立すれば、それだけで時間の無駄遣いをしていることになります。
対立すれば、人間関係が崩れます。
人間関係が崩れたら、今までその人と気付いてきた時間がすべてムダになります。
時間も人も失い、本末転倒になります。

正直もったいないですよね。
 その一方で、時間が増えれば、
やりたいことができます。
やりたいことができれば、心に余裕が出ます。
心の余裕が生まれると、人間関係もよくなります。

だったら、悪い情報を遮断するメリットの方が大きいと思います。
これに気づいたのであれば、思い切って悪い情報から断ち切りましょう。

 人生は1度きりです。
時間の使い方1つで、あなたの人生が大きく変わると言っても過言ではありません。
大切な時間だからこそ、時間を見直すことをお勧めします。
おわり。

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