嫌なことは「嫌だ。」と言おう。それを言ったからと言って、嫌われることはない。

 こんにちは。
たかほしです。
 数年前までは、優しすぎて、
嫌われないように、何でも人のお願いに対して、断ることができなかった、イエスマンでした。
しかし、相手のお願いを聞いているばかりでは、好かれるどころか、
僕を利用するズルい人間が現れることを知って、
イエスマンをやめることができました。
 最初は断るのに、勇気が必要でしたが、
今は、やりたくないことは、正直に断れるようになりました。

嫌なことは、「嫌だ。」と言っても大丈夫。
 嫌なことは、無理に引き受ける必要はありません。
本当に気持ちに余裕があるときや、普段から、あなたのことを大切にしてくれている人へのお願いは引き受けても大丈夫です。
しかし、あなたが嫌いな人からのお願いを引き受けたり、
あなたを利用するだけの、ズルい人間のお願いを聞いていると、
相手からは利用されて、疲弊するだけです。
そして、こういう人は、仮にあなたが困っても助けてくれません。
そういう人のお願いは、引き受けなくても大丈夫です。

「嫌だ。」という気持ちも、生理現象。
人には、本当に気持ちに余裕があるときは、 相手のお願いを引き受けることができる心の余裕があります。
しかし、心に余裕がなくなったり、
その日の気分で、気持ちが乗らないときがあります。
 これは、脳が「疲れている。」という拒否サインを示しているのです。
 人には、このように、気持ちの面で変化が起きることがあります。
これは、人間誰もが、必ず経験することです。
いわば、生理現象です。

運動をしたら、汗が出ますよね。
緊張したら、腹痛が起きますよね。
これは、自分の気持ちでコントロールできないことです。

これと、同じことです。

「嫌だ。」と断れば、「嫌われる。」という大きな勘違い。
 たった1度や2度、相手のお願いを断ったからといって、人から嫌われることはありません。
よく、先生や親から、「相手には、優しくしなさい。」と言われたと思います。
これは、正しい教育法ですが、正直言えば、これだけだと教え方は、浅すぎだと思います。
 本当に相手に優しくするポイントは、あなたの気持ちに余裕があるときにするのが筋です。
自分の気持ちに余裕がない状態で、相手のお願いを無理に引き受ければ、自分のことをおろそかにしている状態です。
自己犠牲をしてまで、相手に優しくする必要はありません。

仮に、あなたが1度や、2度断ったからといって、相手はあなたを嫌うことはありません。
それで、相手があなたを嫌うなら、相手の方に問題があります。
 本当にあなたのことを理解できる人は、断られることを知っています。
そして、その断りを素直に受け入れられる寛大な人です。

本当に相手のお願いに応じれる時に、相手のお願いを引き受ければ、問題はないです。

嫌なことを、無理に引き受けると、あなたが疲れる。
ノリ気でないのに、相手にお願いされたからと言って、無理に相手の買い物に付き合ったり、
休みの日で、本当はゆっくりしたいのに、
「相手に嫌われたくないから。」といって、
自分を押し殺して、相手のお願いを引き受けて、休みの日に出かけていることはありませんか?
ノリ気でないというのは、心が疲労している状態です。
自分を押し殺して、相手を優先しすぎると、体と心にもよくありません。
これが続くと、うつ病につながる可能性があります。
ですので、自己犠牲をやめるべきなのです。

嫌なことは、「嫌だ。」と言っても大丈夫。
 嫌なことは、はっきりと、「嫌だ。」と言っても大丈夫です。
相手に嫌われようが、堂々というのが重要です。
それが、心にも良いです。
「『嫌だ。』」と言って、嫌われる。」と思い込むのは、自意識過剰です。
 今までは、嫌われたくないからといって、無理に頑張ってきたと思います。
相手に嫌なことをされて、黙っていれば、
相手の嫌がらせはどんどんとエスカレートしていきます。
馬鹿にされているのに、作り笑いをしていると、
相手はますます調子に乗ります。
相手にも、自分は「嫌だ。」と言える強い人間だということを相手に植え付ける意味でも
嫌なことは、「嫌だ。」というべきなのです。
そして、何よりも、「嫌だ。」という事は、相手に対して、
「あなたは普段から、人に対して、不愉快な言動をしているんですよ。」と教えている事にもなります。

それをするだけで、相手が離れていきますが、
そういう人は、放置しましょう。
逆にあなたが嫌なことを「嫌だ。」と言ったことで、
相手の意地悪や、攻撃が緩和する可能性もあります。
勇気を出して、自分の本音の声を相手に伝えましょう。

「嫌だ。」と言って、相手から嫌われたなら、放置しよう。
 あなたが相手から、意地悪をされて、あなたが嫌だと言って相手はあなたを嫌うかもしれないですが、
結論、気にしなくても大丈夫です。
それで、嫌う相手に問題があります。
こういう人に、無理に好かれる必要は1ミリもありません。
嫌がらせをされているのに、笑顔を取り繕ったりすると、今後も相手のサンドバッグになります。
こういう人に嫌われても、「どうぞ嫌ってください。」という強い姿勢が大切です。

あなたのことを理解してくれる人は、大切にしよう。
 あなたが相手のお願いを断っても、寛大な人は、
あなたが断った理由を理解しています。
あなたが断ったとしても「また、今度お願いするね。(笑)。」という優しいことばをかけられる人です。
こういう人は、今後も対等に付き合える可能性が高いです。
また、「断られてもお互い様。」と思える寛大な人でもあリマス。
ですので、あなたもこのような人を大切にしましょう。
相手のお願いをすべて引き受けることだけが、優しさではありません。
嫌なことは、「嫌だ。」と言うことこそが、優しさです。

断りたいときは、断ってもいいのです。
その一方で、こういう人は、きっとあなたが困ったときは、助けてくれる心強い人でもあります。
ですので、あなたが仮に心に余裕があるときは、こういう人のお願いは聞いてあげましょう。
そうすることで、お互い良好な人間関係を気づくことができます。

ということで、今回は以上です。
言えることとしては、あなたを粗末に扱う人、
デリカシーのないことを平気で言う人には、あなたは優しくする必要はありません。
相手が、あなたを粗末に扱うのに、
あなたが、優しくするのは、筋が通っていないと思います。
相手があなたを粗末に扱うなら、優しくする必要はありません。
むしろ、「お願いを引き受けない。」という姿勢を示した方がいいのです。
その一方で、あなたを大切にしてくれる人であれば、言葉を選んで断ることをお勧めします。
例えば、代替案を出して断るなど、
相手へのリスペクトも忘れないようにしましょう。

そうすることで、断ることが怖くなくなります。
 断り上手になるためには、少しずつ、「嫌だ。」という訓練をすることです。
今まで「嫌だ。」と言ったことがない人にとっては、ハードルが高いかもしれないですが、
いきなり、「嫌だ。」と言うのは難しいです。
無茶ぶりをされたら、猶更、断れないと思います。
いざという場面で「嫌だ。」と言えるように練習することです。
そうすることで、いざと言う場面で「嫌だ。」と言えるようになります。

上手な断り方をして断り上手になろう。
人のお願いを素直に断るのは、勇気が必要になります。
しかし、断り上手になれば、良好な人間関係を気付くことができます。
人から、嫌われるどころか、「またお願いしよう。」と思われるようになります。
順番は次のとおり。
1.まず第一に、相手のお願いに対して、感謝を伝える。
2.相手のお願いを断ることに対して謝る。
3.断る理由を伝える。
4.代替案を出す。
5.代替案に対して、相手の了承を得る。
6.その後に、もう1度相手に感謝する。

この順番で断ることができれば、あなたは断り上手です。
そして、相手から「次もお願いしよう。」と思われるようになります。
あなたは、相手から、「助けてほしい。」と思われています。
「断りたい。」と言って、いきなり、相手のお願いを断ると、角が立ちます。
これをするだけで相手から二度とお願いをされなくなります。
次に、断るからには、代替案を出すと思います。
大切なことは、代替案を出したら、必ず、その案に対して、約束を守ることです。
相手はあなたの代替案を了承したのです
そして、あなたが約束を守ることを待っているのです。
ここで、あなたが約束を破れば、相手を裏切る行為になり、
信頼を失い、二度とあなたにはお願いをしなくなります。
代替案を出したからには、どんなことがあっても約束は守りましょう。
これが人への礼儀です。

ぜひ、断り上手になって、良好な人間関係を気付いてほしいと思います。
おわり。

タイトルとURLをコピーしました