「お前のためを思って言っている。」ということばの罠。

 こんにちは。
たかほしです。
 昔は、よく理不尽なことで怒られた経験が多かったです。
今は理不尽な対応をされても、受け流せるようになりました。

「お前のためを思って言っている。」という罠。

 このことばを聞いた人は多いと思います。
しかし、このことばに惑わされてはいけません。
実は、あなたのことを思って言っているのではなくて、
ただ、あなたをコントロールして、思い通りに操作するのが相手の目的です。
本当はあなたをコントロールしたいのが目的なのに、ストレートに言えないので、
遠回しにこのような発言をするのです。

このことばは、ズルいフレーズです
あなたのためではなくて、相手のためです。
すべて、相手の勝手なエゴなので絶対に鵜呑みにしてはいけません。

「お前のためを思って言っている。」と言う心理とは?

 単純に相手をコントロールして、思い通りにしたいのが目的です。
相手が言うことを素直に聞いてくれたら喜びます。
その一方で、自分の意に添わなければ、さらに相手を追い込みます。
具体的には、「そんなことしても知らないよ。「や
「せっかく心配してあげてるのにと相手に罪悪感を植え付けるのです。
そして、相手が自分の言うことを聞くまで追い込むのです。

「お前のためを思って言っている。」を信じると一生振り回される。

 このことばを信じると、一生相手に振り回されます。
そして、自分を信じれなくなります。
 このことばは、マインドコントロールです。
信じれば信じるほど、自分を見失ってしまいます。
 相手のことばに振り回されないためには、この言葉の本質を理解するべきなのです。
これを理解できれば、堂々と自分をふるまうことができます。

「お前のためを思って言っている。」ということばの本質を理解できれば、何も怖くない。

 このことばを理解できれば、怖くなくなります。
そして、自分らしく振舞うことができて、自分の人生を楽しめるよういなります。
 このことばで悩まされたり、振り回された人が多かったと思います。
僕もその一人です。
よく、先輩から、「お前のことを思って言っているんや。」と言われて僕はその人の言うことを素直に聞いてました。
僕が言うことを聞かなければ、先輩に怒られました。
当時の僕は、単純な性格だったので、
「ちゃんと、先輩の言うことは聞かなければいけない。」や、
「せっかく僕を期待してくれているから、期待に応えなければいけない。」と思っていました。
そうしたら、「先輩から好かれる。」と思い込んでいたのです。
でも、勉強をしていく中で、この言葉の本当の理由を知ることになったのです。
このことばの本当の意味を知った瞬間、
「僕は先輩にコントロールされてたのかぁー?」とショックを受けました。
それとともに、その先輩のことを見限った瞬間でもありました。
僕はこういう人を反面教師にして、
「僕は絶対に人にはこのことばを言わない。」と心に決めました。
このことばほど、無責任なことばはないと考えています。
ということで、今回は以上です。

最後に、本当に相手のことを思っているのであれば、
「お前のためを思って言っている。」ということばは使いません。
そして、相手が意見を求めるまで余計なアドバイスはしません。
何よりもあなたの行動を遠くから見守れる人です。
また、本当にあなたのことが心配になったときは、相手のほうから寄り添ってくれる貴重な人です。
いわゆる、人を育むことができる人です。
これこそが、相手のことを思いやれる人です。

おわり。

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