過剰な自責を生む原因。それは、反省の教育法が間違っているから。

こんにちは。
たかほしです。
自分を攻めすぎた時は消耗して、疲労することも多かったです。
今は、自分の問題のみ、向き合えるようになりました。

自責はよいこと。

自分の問題と、向き合えるというメリットがあります。
問題の原因を探し、解決する能力が高いのも自責思考のメリットです。
自分を振り返ることができ、成長が早い人も自責の特徴です。
しかし、中には、過剰に自席をして自分を攻めてしまう人も中にはいます。

過剰な自責をしてしまう理由。

よく、「反省しなさい。」と言われた経験はないでしょうか。
反省することは大事です。
しかし、反省の仕方を間違っているのです。

反省は、問題が起きた原因を探し出すことです。
そして、同じ失敗をしないように、行動を改めることが反省です。

大切なことは、反省は長くするのではなく、その反省を引き摺らないことです。
反省したら、改善するために行動することが大切です。
これで、充分です。

そもそも、「反省」への教育法が間違っている。

先ほど、反省の定義をお伝えしました。
なぜ、間違った反省をしてしまうのかというと、反省の教育法が間違っているからです。
よく親から、「反省するまで家には入れない。」
先生から、
「宿題を忘れたから、反省するまで、廊下に立ってろ。」と
廊下に立たされた経験はあると思います。
これ自体が間違っているのです。
これは、相手に反省を促すどころか、虐待です。
このような、間違った教育法が横行しているからこそ、過剰な自席を生むのです。

正しい反省の教育法とは?

これは、反省を促す側の工夫が大事です。
相手に反省を促すには、問題の理由を明確に教えたり、
「なぜ?叱られているか?」という理由を相手に教えることが大事です。
絶対にやってはいけないことは、
「反省するまで、家には入れない。」や
「反省するまで夕飯は抜き。」というような感情に任せた行為はしてはいけません。

正しい反省の促し方の、会話例。

先生:「君、少し、座りなさい。」
あなた:「はい。」
先生:「どうして、呼ばれたかわかる?」
あなた:「はい。」
先生:「君は宿題を忘れたよな?」
あなた:「すみません。」
先生:「どうして宿題を忘れたか教えて。」
あなた:「それは、昨日は部活が遅まで、頑張り過ぎて、疲れて寝てしまいました。」
先生:「そうか。それなら、仕方ないな。」
「でもな、学校は勉強がメインと言うのは忘れてはいけない。」
「だから、部活が遅かったというのは言い訳にはならない。」
あなた:「すみません。」
先生:「だったら、部活が忙しい人が、みんな宿題を忘れたと思うか?」
あなた:「いいえ。」
先生:「そうやろう?だから、それは言い訳やで。宿題を出している意味は分かるか?」
あなた:「はい。『昨日の、課題の復讐をする。』という意味もあり、宿題が出てます。」
先生:「そうやで。国語担当の私の授業ポリシーは、
『社会で恥ずかしくない、文章力を身に着けてほしい。』ということです。」
「だから、毎日宿題を出して、正しい文章力を身に着けてほしいのです。」
あなた:「はい。わかりました。」
先生:「いいでしょう。これからは、宿題を忘れないでください。」
あなた:「はい。わかりました。」

このような例でもあるように、
「なぜ?先生が宿題を出しているのか?」や
叱る理由などを明確に伝えることで、相手も反省しやすくなります。

正しい反省の仕方。

この記事の会話例をベースにお話していきます。
宿題を忘れて、先生に怒られましたよね。
正しい反省の仕方は、次の通りです。
叱られた原因を知る。
宿題を出している先生の意味を知る。
そして、行動を改める。
「部活が、遅くまで続く。」とわかっていれば、休み時間中に宿題を早く終わらせる。
それが難しいのであれば、家に帰ったら夜にすぐ宿題を始める。
疲れて寝た時は、
早起きして宿題をする。
いつもより、家を早く出て学校に行く。
これさえ気を付ければ、同じ失敗はしません。

反省というのは、同じ失敗を繰り返さないことでもあります。
上記の行動をしていれば、十分反省できています。
反省は原因を知り、その原因を改善するために、行動も改める事です。

あなたが仮に、デリカシーのないことを言って、相手を怒らせたのであれば、
相手を怒らせた理由を知る。
相手に謝る。
謝った後は、
デリカシーのないことを言わないように、
普段から、余計なことを言わないように注意する。
ことばを選ぶ習慣をつける。
相手の境界線を知る。
相手の地雷のポイントを知る。

これさえできれば、今後、デリカシーのないことを言わなくなると思います。

反省をしたら、自席はやめよう。

叱られたら、自分を攻めてしまいます。
これは、誰もがみんな経験する事です。
しかし、問題の原因を知って、
「行動を改めるか?そうでないか?」の2曲に別れます。
行動を改めた瞬間が反省です。
行動を改めて、同じ失敗のない状況になった瞬間が、
「反省できた。」という事です。

ここで知っておくべき事実としては、反省したときから行動が変わっているのです。
失敗は誰だってあります。
失敗をして怒られることは仕方ありません。
ですので、落ち込む気持ちはわかります。
だが、過去に起きた失敗は取り戻すことができません。
その一方で、原因を知り、行動を改めることはできます。
ですので、人間はいつだって成長できるということです。
反省できていること自体が、気持ちのチェンジができているのです。

なので、過去の自分を責めることはやめましょう。
自責思考の人は、反省できることが最大のメリットです。
自分を責めるのではなくて、「今度こそは大丈夫。」という気持ちで行動できれば、同じ失敗をすることはないと思います。
そうすることで、心の余裕も生まれてくるかと思います。

ということで、今回は以上です。
おわり。

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