行き過ぎた謙遜は相手を不快にさせる。適度に喜び、謙遜上手になろう。

 こんにちは。
たかほしです。
 人間関係で難しいのは、人とのコミュニケーションです。
コミュニケーションを間違えると、人間関係も悪化していきます。
その一方で、相手と上手にコミュニケーションができれば
人間関係が、楽しくなります。

行き過ぎた謙遜は逆効果。

 謙遜は美徳とされていますが、あまりにも、行き過ぎる謙遜はよくありません。
 謙遜することは、成長していく中で、非常に大切なことです。
謙遜することで、自分の現状を受け止めたり、
仮に調子に乗ったとしても、舞い上がらないように、自分の気持ちをコントロールすることもできます。

これはものすごく素敵なことです。
しかし、行き過ぎた謙遜をすることで、
自分が本当に頑張っているのに、自分を抑えたり、
相手の褒め言葉を正直に受け止めるどころか、相手の褒めるという行為に対しても、否定することになります。
これが、危ないのです。

行き過ぎた謙遜は相手を不快にさせる。

 行き過ぎた謙遜は、相手の判断を真っ向から否定することにもなります。
相手は、あなたを素直に褒めているのです。
相手は、あなたを素直に評価しているのです。
あなたを好きになるために、頑張って褒めようと努力しているのです。
それを否定すると、相手を真っ向から否定していることにもつながります。

その結果、相手を不愉快にさせます。

行き過ぎた謙遜をすると、あなたを二度と褒めない。

 行き過ぎる謙遜のデメリットは、相手を否定するだけの結果になります。
それをすればするほど、相手を不愉快にさせます。
一度相手を不愉快にさせれば、二度とあなたを褒めなくなります。
そして、やがては、相手から距離を置かれて、嫌われるようになります。

相手から褒められたら、素直に喜ぼう。

 相手はあなたを好きになる努力をしています。
あなたの興味があることを探して、褒める努力をしています。
だったら、相手の褒め言葉には、素直に感謝すべきです。
その方が、相手も喜び、褒められたあなたも嬉しいと思います。

行き過ぎた謙遜をすれば、後悔ともやもや感だけが残る。

 褒められたら、本当は喜びたいですよね。
褒められて、喜ぶと、相手から「調子に乗るな。」と思われるかもしれないですが、
それは、自意識過剰です。
相手が褒めたことに対して、あなたが謙遜したことで、
「さっきは素直に喜んだらよかったな。」
「何で喜ばなかったのかな。」という後悔ともやもや感だけが残った経験はありませんか?
それは、褒められても、喜んではいけない。」という思い込みが強いからだと思います。
そんなことはありません。
褒められたら、素直に喜んでも大丈夫です。
自分を抑えて謙遜し過ぎると、あなたが疲れます。

行き過ぎた謙遜をするのは、褒められることに慣れていないから。

 相手の褒め言葉に素直になれないのは、褒められた経験がないからというのが大きな要因です。
 過去に人から褒められたことに対して、喜ぶと、
相手から「調子にノルな。」や、
「喜ぶのは、まだ早い」と怒られた経験があるからこそ、褒め言葉に対して恐怖心があるのだと思います。
その結果、素直になれないのです。
 日本人は、特に褒めることがほとんどない国です。
ですので、人から褒められたという人が少ないのも仕方ない話です。

これ自体が、間違っているのです。

人から褒められたら、素直に喜んでもいいのです。
そうすることで、あなたも自信が身に付き、自己肯定感も上がっていくのです。

行き過ぎた謙遜をやめれば、自己肯定感が上がる。

 行き過ぎた謙遜をやめれば、自己肯定感があがります。
自己肯定感が上がれば、自分に誇りをもてるようになります。
自分に誇りをもてたら、成長も加速します。
成長が加速すれば、挑戦意欲もどんどんと湧いてきます。
そうすることで、趣味も増えていき、
仕事も頑張れるようになります。

適度に自分を褒めて、適度に謙遜しよう。

 謙遜は大切です。
しかし、謙遜ばかりでは、自分を発揮できなくなります。
 相手に褒められたら、素直に喜ぶだけで大丈夫です。
そして、調子に乗り過ぎなければ、問題はありません。
調子に乗り過ぎるのもよくないですし、
謙遜し過ぎもよくないです。
適度に自分を褒めて、適度に謙遜すれば、
成長意欲も加速します。

ということで、今回は以上です。

最後に、僕が伝えたいこと。

相手に褒められたとき、
「素直に相手の褒めことばを喜び、適度に謙遜したい。」と思う人が多いと思います。
適度に喜びながら、上手に謙遜する会話例をお伝えして、終わらせていただきます。
相手:「最近頑張っているな?営業の実績も社内トップになっているよ。」
あなた:「ありがとうございます。」
相手:「みんなも君が頑張っていること褒めてたよ。」
あなた:「うわー。嬉しいです。
「そんなこと言われたのは初めてです。」
相手:「そうやねん。君の事みんな褒めてたから、この調子で頑張れば、もっと売り上げが上がりますよ。」
あなた:「ありがとうございます。この調子でもっと上を目指したいと思います。」
「ただ、僕が頑張れたのは、みなさんのアドバイスを素直に受け入れて、行動できたからだと考えています。」
相手:「そうか。それはよかったやん?」
「君には、来月から営業担当の責任者になってほしいと考えている。」
「君ならできると思ったので、君にお願いしたい。お願いできそうかな?」
あなた:「はい。ありがとうございます。」
「僕を選んでくださりありがとうございます。正直な感想は、嬉しさと、驚きの両方が合わさっています。」
「最初は実感がなく、周囲に迷惑をかけるかもしれませんが、ぜひ頑張らせていただきます。」
「本当にありがとうございます。」

以上です。
このような、会話例をしていくと、相手も気持ちよく会話ができます。
大切なことは、相手の褒めことばに対して、まずは感謝の気持ちを伝えることが大切です。
次に、謙遜している部分を相手に伝えます。
その後に、相手の褒めことばに対して、感謝の気持ちを伝えましょう。
これができれば、謙遜上手になり、人と良好な人間関係を気付くことができます。

そして、相手からもどんどんと褒められるようになりますよ。
おわり。

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