社会人ならこの礼儀作法は知っておこう。

こんにちは。
たかほしです。
学生時代は、気遣いとは無縁でした。
その一方で、社会人になって気遣いができるようになりました。
というのも、人との出会いが大きな要因だと思います。
しかし、「完璧に気づかいできるか?」と聞かれたら、「できない。」と答えるはずです。
とはいえ、最低限の気遣いはできると思います。
今回の記事を読んで頂くことで、最低限の気遣いはできるようになるかと思います。
メールやラインなどの気遣い
ラインでの気遣いは社会人として適正能力が試されます。
このlineのやりとりができるかどうかで、社会人かどうか判断されると言っても過言ではありません。
ですので、気を付ける点は以下の通りです。
友達感覚で本文を書かない
相手を見極めた上でメールやlineをする。
適切な部分で開業を入れる
これって、超当たり前の部分なので、丁寧に解説します。
友達感覚で本文を書かない
基本中の基本です。
昔からの知り合いや、気の許せる友達であれば、フランクに本文を書いても良いです。
しかし、先生や上司など、敬語を使わなければいけない人に対して、間違った言葉遣いで本文を書いているという話をよく聞きます。
たとえば、「おはよう。今日休むけど、いいかな?」みたいな感じです。
これは極端な例ですが、要するに、友達感覚のようなメールを目上の人にするというのは、もはや社会人として、論外ですね。
もし、僕がこういう人と出会ったら、疑いの目を向けて、深い関係を気付こうとは思いません。
たとえば、目上の立場の人にメールなどを送る場合は以下が正しい伝え方になります。
「おはようございます。お忙しい中大変失礼します。本日体調が優れないのでお休みを頂いてもよろしいでしょうか?」
これが、正しい伝え方になります。
メールと言うのは文章でのコミュニケーション手段だということを理解しましょう。
相手を見極めた上でメールやlineを打つ
メールに対してのマナーが、おざなりになって居る人が多いような気がします。
たとえば、ビックリマークを付けたり、絵文字を付けるなど、今の時代の流れに沿ってメールやlineをしている人は多いのではないでしょうか?
この考えを持ったまま、目上の人にlineやメールをすることは、社会人として失格です。
「今風の時代だから。」と笑い事ではありません。
これって、目上の人に対して贈る内容ではないですよ。
これをすることで、あなたは、「社会人として教養のない人」というレッテルを貼られてしまいます。
ですので、普段の友達関係のようにlineやメールをすることは絶対にやめましょう。
これをすることで、即縁を切られます。
適切な部分で開業する
開業のない本文は読みづらいものです。
そして、こういうメールを送られると、敬遠の大将になります。
開業のない本文は、「まるでお経ですか?」と、突っ込みたくもなります。
たとえば、下記が例です。。
「こんにちは。今東京にいます。かなり人通りが多いですよ。どのお店も見ているんですが、2時間以上の待ち時間なんて当たり前ですよ。それだけ人気があるんでしょうね。」
というような例文が、開業なしだと読みたいですか?
読みたくなくなりますよね?
ですので、上記のような例であっても、何でもそうなんですが、句読点の後は必ず開業をする癖を付けましょう。
そうすることで、読みやすいメールになることは間違いないです。
メールって、文章のみでのやり取りなので、注意をしなければいけないと思います。
聞き方に注意する
会話には、話をするときと、聞くときの2つに別れます。
話すのは得意だけど、聞くのは苦手という人が、結構多いです。
自分がいざ話を聞く側になった場合って、
結構おざなりにしている人が多いようにも思えます。
これって小学生レベルですよ。
あなたが、聞いて欲しい立場だったら、人から話を聞いてもらいたいですよね?
人は話を聞いてもらうのが大好きな動物なんです。
だからこそ、人の話を聞く必要があるのです。
聞き上手は気配り上手とも言われます。
話を聞くときの注意点
話を聞くときは、しっかりと相槌を打つ。
話を聞いているときは、話し手側の顔をしっかりと見る。
トーンが低く返事をすることはやめよう。
順番に説明します。
話を聞くときは、しっかりと相槌を打つ。
これ、超当たり前のことなんですが、話を聞いているようで、
全然返事をしなかったり、無視をしているように誤解されやすくなるので、
「話を聞いていますよ。」ということを示す意味でも、あいずちを打ちましょう。
たとえば、「うん。」、「はい。」、「そうなの?」というだけで話して側の気分は違います。
だから、しっかりと意識する必要がありますね。
話を聞いているときは、話して側の顔をしっかりと見る。
よく、人が話をしているのに、スマホを見たり、テレビを見て、話し手の顔を見ずに話を聞いていませんか?
これって、めちゃくちゃ失礼ですよ。
スマホやテレビを見て話を聞くということは、話しかけるなオーラ。と言っているものです。
これをされると、話をする側は話す意欲さえ失います。
だから、話を聞くときは、スマホやテレビの方に体を向けず、
話し手の顔を見て、話を聞くようにしましょう。
それと同時に、背もたれも絶対にNGです。
背もたれをして、人の話を聞くことは、
「全く興味すらも感じていません。」と言っているものです。
露骨にそういう態度が、話し手にも伝わるので、話す気持ちはなくなります。
背もたれを使う行為ほど、めちゃくちゃ失礼なものはありません。
もし、背もたれをしてしまう癖があるなら、今すぐにやめましょう。
トーンを低く返事をすることはやめよう。
トーンを低くする人はなるべく、話すトーンを上げる習慣をつけましょう。
それはなぜかというと、話し手に対して低いトーンで聞いていると、話し手から
「自分は嫌われているのかな?」
「興味のない話題をして悪かったのかな?」と、不快にさせる可能性が高いです。
こういう誤解をされないように、普段から、高めのトーンで話す習慣をつけましょう。
そうすることで、聞き上手となって、気配り上手になります。
電話の気配りは特に気をつけよう。
電話の気配りができていないように思います。
他の気配りができても、電話の気配りができなければ、それだけでも信頼度が下がるのでもったいないです。
ですので、電話での気配りは注意する必要があります。
いきなりの電話はNG
電話が好きな人ならそれでもいいのですが、ビジネスに対しての電話や、電話が苦手な人にとってのいきなりの電話はストレスにしかなりません。
僕の場合は気が許せる友達であれば辛うじて許せます。
しかし、どうでもいい人や、さほど親しくない人からの電話はストレスになります。
尚且つ、内容がどうでもいい要件なら、余計に腹が立ちます。
ですので、どうしても電話をしたいなら、下記の方法を使って電話をしましょう。
電話の内容を伝える
電話が可能な日時を聞く。
急ぎの用事であっても、ちゃんと相手に了解を得てから電話をする
順番に説明します
電話の内容を伝える。
これ、当たり前です。
たとえば、「仕事のこの点で調べてみました。
しかし、どうしてもわからない部分があり、気になったので、お電話をさせていただきたいと考えています。」
という聞き方が良いでしょう。
しかし、わからないからすぐに電話をするというのは相手にとって失礼です。
それって、自分で調べてわかる内容もあるかもしれないですし、
「調べる意思が見込めない。」とレッテルを貼られます。
ですので、調べてわかる内容についての電話は絶対にしないようにしましょう。
それだけで、相手の怒りの感情が湧いてきます。
電話の日時を伝える。
これについては、相手の都合に合わせる必要があります。
たとえば次のとおりです。
「お疲れ様です。仕事のこの点で調べてみました。
しかし、どうしてもわからない部分があり、気になったので、お電話をさせていただいてもよろしいでしょうか?
お電話可能な日時を教えて頂けないでしょうか?
こういう聞き方にしましょう。
基本的には、電話をお願いした方が、相手の予定に合わせることが礼儀とされています。
とはいえ、お互いの予定が合わない場合があるかと思いますので、こういうトラブルを防ぐために、次の言い回しも効果的です。
「お疲れ様です。お仕事の件で調べてどうしてもわからない部分があり、ご連絡させて頂きたいと思います。」
「勝手を言って申し訳ございませんが、本日の午後以降でしたら、確実に予定をを合わせることが可能ですが、可能なお時間帯はございますでしょうか?」と伝えましょう。
大切なことは、「勝手を言って申し訳ない。」ということを伝える事と、
時間帯を明確に伝えることが大切です。
そうすることで、相手もすんなりと受け入れやすくなります。
やってはいけないことは、自分の都合を押し付けてはいけません。
それだけで、厳しい人はあなたとの関係を着られる可能性が高いからです。
親しき中にも礼儀ありです。
急ぎの用事であっても、ちゃんと相手に了解を得てから電話をする
これができていない人が多いです。
急ぎの用事だからこそ、電話をしたくなるという気持ちわかります。
しかし、冷静に考えてみましょう。
電話をするという事は、相手がいるから電話が成り立つということですよね。
ということは、「相手は仕事をしているかもしれない。」
「昼間なら食事をしているかもしれない。」
「忙しい人なら「今、クライアントとお話をしているかもしれないな。」
「夜なら「早い人ならゆっくりとして寝ているかもしれないな。」と相手の気持ちがわかるようになれば、これらの想像力が働くはずです。
あなたが逆の立場で考えてみてください。
いきなり電話をされたら、どうでしょうか?
しかも、大した要件じゃなければ、腹が立ちませんか?
そして、「電話したいなら、連絡してこいよ。」という気持ちになりませんか?
それと同じことなんです。
いきなりの電話は、相手の時間を奪う行為という事を忘れないことが大切です。
本当に電話をしたいなら、まずは、相手に了解を得てから電話をするようにしましょう。
電話のマナーができている人が少ないからこそ、できれば印象がグンと変わります。
食事での気遣い
これもできていない人が多いように思います。
特に気になることが以下の2つが挙げられます。
飲酒の限度を知る
財布は食事前からポケットに入れておく
順番に説明をしていきます。
飲酒の限度を知る
これ知らないと、社会人として最低のレベルです。
お酒をどれだけ呑んでも平気であったり、酔わない自信があるなら、全然問題ないと思います。
しかし、酔っぱらいの限度を知らない人にとっては、
「お酒で人格が変わる。」と言われるほど、お酒ってある意味怖い飲み物です。
何が言いたいのかと言うと、「酔っぱらってセーブができない人は、お酒を呑むな。」ということを伝えたいのです。
どうしてかというと、酔っぱらいを通り越して、暴力に発展したら、
「記憶がなかったです。」と済むレベルじゃなくなりますよ。
この1つの行為で、人生棒に振るのですから。
何よりも、関係ない人にまで、トラブルに巻き込む恐れがあるので、やめた方がいいのです。
このように、食事の場で、みんなに迷惑をかけることを配慮できない人は、社会人として失格ですよ。
迷惑をかけることを考えるなら、「お酒は飲めない。」と断る勇気も大切です。
たとえ、酔っぱらったとして、無理矢理お酒を呑ませる行為はパワハラになります。
パワハラする人は、しつこいですけど、粘ることが重要です。
これで、相手との関係が崩れたら、その人との関係はそれまでだということです。
こういう人に限って、責任なんて一切とってくれませんよ。
ですので、嫌われてもよいので、断りましょう。
僕はこういうお酒の限度を知らない人はすごく苦手です。
どこが苦手かというと、酔っぱらった瞬間、説教してくるところがものすごく苦手です。
酔っぱらっている人は、
「お酒が入っているからいいやん?というようなノリで言ってくるので余計に苦手です。
普段はいい人であっても、こういう限度を知らない一面が見えたら、すぐに距離を取ります。
「お酒を呑む。飲まない。」は、その人の自由だとは思います。
しかし、「人に迷惑を被ることはしてはいけない。」と僕は思います。
僕はたとえ、お店の店員さんが良い人であっても、
お酒に酔って人格が変わる人がお店に来ることがリサーチできた瞬間、
もう二度と、そのお店には行かないようにしています。
店員さんには申し訳ないと思いますが、僕の心が壊れたくないからそう決めています。
財布は食事前からポケットに入れておく
これは若い人ができていない印象です。
「上司が出してくれる。」
「上司が出してくれて当たり前。」というような考えが見え見えとも取れます。
最終的には、上司が支払いをしてくれると思いますが、
払う姿勢があるかどうかで、上司の気持ちと言うのは変わります。
そろそろ、食事が終わりそうな雰囲気というのがわかるはずなので、
そのタイミングを狙って現金を出す姿勢を見せる必要があります。
どちらにしても、「払うからいいよ。」と言われるかもしれません。
しかし、心の中で「この人は、ちゃんと出す姿勢があるな?」というような、評価をされることは間違いないのです。
逆に、現金を出す姿勢を見せなければ、上司の気持ちってどう感じると思いますか?
「『何か上司である自分が、出すのが当たり前。』というような姿勢に感じるな?」と心の中で思われるのです。
このように、行動1つで、相手の気持ちは変わるのです。
ですので、たとえどんな時であっても、財布は食事前からポケットに入れておきましょう。
そして、食事が終わるタイミングを見計らって、支払う姿勢を示しましょう。
そうすることで、印象がグンと上がることは間違いないですよ。
学校では、気遣い作法は教えてくれないので、自分で学ぶ姿勢が大切
知っておくべき事実は、学校では気遣い作法は教えてくれないという事です。
学校は勉強をする場所です。
気遣いも立派な社会勉強ですが、
学校の勉強というのは、暗記主体の勉強ですので、
学校では、こういうような気遣いは教えてくれません。
めちゃくちゃ矛盾していますよね?
学校の勉強って教科書がメインではなかったですか?
そして、自分で考えること、周囲に気遣いをすることはあまり教えてくれませんでしたよね。
むしろ、それはおざなりになっていて、二の次みたいな雰囲気でしたよね。
残念ですが、これが今の義務教育の現状です。
これは言い切れますね。
だからこそ、自分で意識して変わるしかないのです。
学校では学べないからこそ、自分が変わるしかないのです。
変わるには、たくさんの出会いをつくる努力しかないです。
もう、これしかないのです。
人との出会いで、気遣い上手になるはずです。
日常生活から意識をする
癖は知らない間に出るものです。
たとえば、上司にメールで、「ビックリマーク」をつけたり、
顔文字をつけて送信してしまうこともあります。
これは、本当に怖いです。
そして、飲み会などで記憶が不明になるほど、お酒を呑み過ぎて気付けば自分の部屋にいるとか、油断をすると、このような失敗をしてしまいます。
だからこそ、普段の日常生活から気を付けるように意識する必要があります。
そうすることで、肝心な場面での失敗は防止できるはずです。
僕の失敗談を話します。
僕が社会人になって、半年後の話です。
僕は入社後半年後に、本店から支店に転勤を命じられたのです。
そして、その転勤祝いという事で、僕は会社全員から祝ってもらう立場となりました。
すごくうれしくて、はしゃいでいたことを今でも覚えています。
ここで問題だったことが、僕は昔からかなりお酒が弱い人間です。
しかし、見栄だけは一丁前でした。
なので、周りに合わせてしまう弱い人間だったので、お酒も同僚に合わせて呑み続けていたのです。
そんな中で、同僚は「君がお酒が弱いことは知っているから、無理して呑まなくてもいいよ。」と優しく僕を止めてくれました。
今になると、すごく有難い先輩で下。
しかし、当時の僕は効く耳はなかったので、それでも呑み続けました。
何よりも、「主人公は俺様だぜ?」みたいなノリもありました。
こんな謙虚さも知らない、世間知らずな人間でした。
ですので、調子に乗っていたのです。
すると、どうなったのかというと、その居酒屋で俳諧をして、周囲を困らせたりしていました。
そして、ほぼ意識がない状態で、同僚に社宅まで送ってもらいました。
更に、もっと最悪な結果になってしまったのです。
ブログでは、あまりにも衝撃な内容になるので書きませんが、
結論、同じ社宅に住む同僚や先輩方に夜遅くまで後片付けをしていただく粗末となりました。
さすがにここまでなると、気まずくなりました。
本当に恥ずかしさと罪悪感が合わさり、どうしようもなかったのです。
この事件を機に、会社に行くのが辛くなったのです。
これは、自業自得と言うことをしっかりと受け止めて反省をし続けました。
そうすることで、時間はかかりましたが、周囲もおのずと理解してくれるようになり、僕ともう一度向き合ってくれたのです。
信頼を失った間って孤独で仕方なかったです。
毎日毎日仕事に行くのもつらくなった日々もありました。
時間はかかりましたが、信頼を落とすと回復までには時間がかかるという事も学びました。
ここから、徐々にお酒の飲み方を変えていき、今はほぼお酒を呑まなくなりました。
ここで一つ勉強になったことは、日常生活から意識しておかなければ、いざ大切な飲み会で大きな失敗をしてしまうということを学びました。
これは、僕が大失敗をしたから強く伝えられるのです。
日常生活で油断をしてしまうと、必ず失敗します。
これは本当に怖いです。
そうなったら、大切な人との絆が一気に壊れてしまうのです。
そうならないためにも、普段から何に対しても限度と言うことを忘れず行動することをお勧めします。
そして、意識を変えて、「逆にみんなをお酒の場で楽しませよう。」という気持ちでいると、あなたの株が上がるはずです。
自分も楽しむことは大切ですが、周囲を楽しませることも気遣い上手とも言えます。
普段から意識して、気遣い上手を目指しましょう。
終わりです。

タイトルとURLをコピーしました